肩・腕のトポロジーやる
腕、リラックスした状態の筋肉、結構捻りがあって、そのポーズをなぞってトポロジー作るときれいに変形しない
ベースポーズ用に、筋肉のストレスが少ない状態を考える
肩はいわゆるAPose、TPoseで、Aposeのほうがストレスがない
上腕は、肘をX軸の負方向に向けた時一番筋肉の状態がよい
前腕は親指をY軸の正方向に向けている時が比較的マシで、ここはけっこう変形しがちなので丁寧に作る
あと、肘の形状をきれいにしたいので、ちょっと曲げた状態(20度位)にしておく
実際にこのポーズを取るのは結構しんどいけれど、トポロジー的には多分これが一番きれいだと思う
腕上げた時、脇(胸襟と背筋の流れ)をどうするか問題もあって、そもそもそんな脇目立つのかがあるけれど、ちゃんとしておいて損はない
腕上げが頻繁にあるようなら、A-PoseよりT-Poseのほうがいいかもしれない
目立つエッジはこれくらいで、細かい筋肉の境目とかは、デフォルメの具合で決める
次に肩まわりの関節可動域(ROM)を確認する
肩甲骨のROM
上腕骨の回旋、肩甲骨の回旋と合わせて腕を180度上まで持っていける
上腕骨0~30°までは肩甲骨の補助なしでいけて、そこから先は上腕:肩甲骨 = 2:1(肩甲上腕リズム)に従って回旋
この30°ってのがA-Poseの角度ってことでいいんじゃないですか
上腕の屈曲は180°、伸展は50°、こっちは肩甲骨の補助がいらないんだけれど、屈曲の途中で肩甲骨が背骨と衝突してしまうので、実際に腕を真上にするときは肩甲骨の回旋が発生している
ゲーム用のジョイント構造はだいたいこう。現実は鎖骨、肩甲骨、上腕骨で肩が形成されていて、簡略化されたものになっている
ジョイント増やして厳密にすることもできるけれど、そこまで複雑にして正確にするメリットがあるかんじでもない
休憩ついでにスキニングして動きを確認する
参考
肩甲骨の機能解剖 - 僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋・前鋸筋・小胸筋
肩関節の自由度が(高いではなく)『低い』理由 - 進化から理学療法を考える 姿勢発達研究会のブログ