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indiedev太郎

Houdini Engine for Unrealのインストール(Houdini Apprenticeユーザー向け)

この記事はHoudini Apprentice(無料試用版)ユーザーに向けたHoudini Engine for Unrealのインストール記事です
Apprenticeでは, UE4で扱うことのできるHDA(Houdini Digital Asset)の書き出しは行えないので注意してください


OS Windows10
UE4 4.18.1
Houdini 16.5.268


Houdini Engine for Unreal とは

UE4 Plug-in | SideFX
Houdiniで作成したHoudiniDigitalAsset(以下HDA)というものを, HoudiniEngineを経由してUnrealEngine内で扱うことができるようになる, SideFX公式によるプラグインです


HoudiniEngineとは

Houdiniと外部ツールを行き来するためのAPIみたいなものです
Indieライセンスでは無料でこのHoudiniEngineがついています


準備

Houdiniのライセンス比較

比較 | SideFX

無料評価版であるHoudini APPRENTICEでは, Houdini Engine for Unreal用のHDAを作成することができません
そのため本格的に使用していく場合は, 最低でもIndieライセンス(年$199)が必要になります

APPRENTICEでもHoudiniEngineを30日間無料で試用できるため, UE4でのプラグインの有効化や, サンプルファイルの確認は行うことができます

UE4プロジェクトの用意

4.18.1のプロジェクトを適当に用意します

Houdiniのダウンロード

SideFXのアカウントを取得後, 以下のページよりダウンロード
Download | SideFX

Houdini本体とHoudiniPluginForUE4のインストール

インストーラーを起動後, SelectComponentsにて Apprentice Licensingにチェックを入れることで試用版のインストールとなります

https://i.gyazo.com/3727c1a6d264301987a3564b4c6f7a6c.png

またその先にてHoudini Engine for Unrealのインストールの有無が尋ねられますのでこちらもチェックを入れます

https://i.gyazo.com/eec915584245a92e9767214029180136.png

Houdini 16.5.268 現在ではUE4.17とUE4.18用のプラグインが用意されています(インストーラーは4.17のみとなっていますがどちらも用意されています)

Houdini Engine for Unreal PluginをUE4にインストール

Houdiniのインストールフォルダ 内にあるUE4用のPluginを

(通常はC:\Program Files\Side Effects Software\Houdini [version]\engine\unreal\)

エンジンのPluginフォルダ, またはプロジェクトのPluginフォルダに移動します

プロジェクトの起動

一度プロジェクトを起動し, Pluginが正常にロードできているかの確認を行います

Houdini Engine の試用開始

このあとLicenseManagerが立ち上がり, HoudiniEngine用のライセンスを発行し書き込みを行うのですが, そのための準備として

C:\Windows\keys\licenses.local

の権限を変更する必要があります

該当ファイルを右クリック > プロパティ > セキュリティタブ > 編集 にて, Usersに対して書き込みの許可を与えます

https://i.gyazo.com/fa06eba6ec9e896cbdc4dd5a7923a467.png

UE4に戻り, ContentsBrowser内のフィルターより, ShowPluginContentsにチェックを入れることで, Houdini PluginのContentsフォルダにアクセスすることができます
Test内にある適当なHoudiniAssetをレベル内に配置すると, LicenseManagerが立ち上がるので, 30日間の試用を開始します

https://i.gyazo.com/ccab6a4ea9990f4efdd4f2d8149ffde2.png

無事エラーなどなければ, UE4を再起動後HoudiniAssetが使用できるようになります