Static, SkeletalMeshのLODManagement
UE4 | 4.16.1 |
LODManagementとは
StaticMesh、SkeletalMeshEditorでLODを管理する機能、LOD設定、LODImport、LOD自動生成などの機能がある
基本的にStaticMesh、SkeletalMesh共に同じであるが、Simplygonを導入しないとSkeletalMeshEditorでLOD自動生成を行うことが出来ない
LODImport
LODを追加するには、既に生成してあるメッシュを個別にImportする方法と、自動でReductionしたものを生成する二通りあり、前者です
LODSettings内より、新たなLOD階層をImport、既存のLODをReimportが可能
LOD自動生成
わざわざLODメッシュを用意してImportせずに、自動でReductionを行いLODを追加する機能、4.14以降StaticMeshのみUE4単体でも使えるようになったが、SkeletalMeshでこの機能を使うためにはSimplygonをインストールする必要がある
LODSettings内のNumber of LODsスライダを設定し、Apply Changesをクリックすることで、自動でLODメッシュが生成され設定される
Simplygonを導入していないSkeletalMeshではこのスライダがグレーアウトしており、そもそも操作することができなくなっている
LODGroup
事前定義されたLOD設定のプリセットが幾つか用意されており、これを選択すると、LOD自動生成の部分までがまとめて行われる、StaticMeshEditorのみ存在している
Engine.iniファイルのStaticMeshLODSettingsセクションを書くことで自分で定義できるそうです
LOD設定
Import,自動生成したLOD毎にLOD設定を行うことが出来る、
設定といってもゲームに影響する部分はScreenSizeのみで、ReductionSettingsのパラメーターは自動生成時の引数となっている
ScreenSizeはデフォルトだと自動で設定されるようになっていてグレーアウトしているので、自分で定義したい場合は、LodSettings内よりAutoComputeLODDistancesのチェックを外す
MeshのLODはScreenSizeを閾値として偏移するようになっていて、このScreenSizeというものはMeshEditor内Viewport左上のHUDで確認することが出来る
また、MeshEditorツールバーより、LODの固定表示、自動切り替えの設定ができ、偏移具合、個別のLODを確認できるようになっている
アクター個別のLOD設定
WorldOutlinerから、配置されたActorを選択することにより、個別にLODの設定を行うことが出来る
Detailタブ > Rendering > LOD内より、LODの強制固定、最低LODの上書きなどが設定可能
LODのデバッグ表示
LevelEditorViewport > ViewModeにてMeshLODsを選択することで、現在のLODが色によって確認することが可能
なし | LOD0 |
赤 | LOD1 |
緑 | LOD2 |
青 | LOD3 |
黄 | LOD4 |
ピンク | LOD5 |
水色 | LOD6 |
紫 | LOD7 |